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ペーロン部 2018中華ペーロン大会に招かれる

この春、本学ペーロン部が、中国の福州市で開催された「2018中華ペーロン大会」に招待を受け訪中しました。

 

期間は615日から20日までの6日間。

これは、今年が日中平和友好条約締結40周年となる節目の年であることから、長崎市の友好都市である中国・福州市から招待を受けたもの。ペーロンを通じて長崎市と福州市の友好交流を深めることが目的です。

 

大会会場は閩江(びんこう)という河川。開会式はCCTV(中国中央電視台)で生中継されるほどの盛大な催し物でした。

1チームは38人編成で、総科大選手18人と福州市選手20人の混成チームでレースに臨みました。同じペーロンの文化を共有するものの、お国柄もあり差異を感じるところも。

 

「長崎ペーロン選手権大会は、折り返しブイをはさみ往復1,500mを競いますが、この大会は折り返しなしの直線500mを競うものでした。ですから、最初から速いピッチでの全力ダッシュになります」

 

こう語るのは部長の牧瀬将真君。

 

「漕ぎ手数も多いですし、艇は細長く、櫂はカーボン製。こういうこともあって総じて高速での試合になります。艇の掛け声も、こちらでは『ヨ~イサ』ですが、むこうでは『クチクチ、パリパリ』。文化っておもしろいですね」

 

言葉は通じないながら、レースでは国籍に関係なくチーム一体となって戦うことができ、人生のいい思い出になったと振り返ってくれました。

様式の差異もあって、レース結果は満足いくところとはなりませんでしたが、中国選手とのユニフォーム交換や写真撮影、そしてテレビ放映されるなど、多様な交流と日頃できない貴重な体験を積んだ6日間となったようです。

中国の艇は長く、クルー数も多い。

中国の艇は長く、クルー数も多い。

開会式のようす。CCTV(中国中央電視台)で生中継されるほどの盛大な大会。

開会式のようす。CCTV(中国中央電視台)で生中継されるほどの盛大な大会。

大会前には互いのユニフォーム交換を行いました。

大会前には互いのユニフォーム交換を行いました。

テレビのインタビューを受ける部長の牧瀬君。

テレビのインタビューを受ける部長の牧瀬君。