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ISO14001認証取得で授与式が行われる(03/22)

人間環境学部が環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の認証を取得しました。

本学は学生が主体となって認証取得を目指してきた他の大学とは違った特徴を持っています。
学生たちが自らのキャンパスを環境管理すると共に、また、地域自治会等と連携して地域の清掃活動や、古紙回収事業等の環境活動をも展開しています。

この学生の中心となっているのが「ISOの家(イソノケ)」で、人間環境学部の1年生から4年生までの学生で構成されています。
認証取得に向けた活動の他、地域の清掃活動、学内美化、学園祭でのイベント、リサイクルの推進、廃油回収(BDFバスに利用)、内部監査員の養成、QRコードによる古紙回収等、学生らしく活発な活動を行っています。

3月22日、シーサイドキャンパス212教室でISO14001認証授与式が行われました。
財団法人日本品質保証機構 マネジメントシステム部門理事の松野 勉氏より学生管理責任者でISOの家代表の佐喜真より子さんへ「ISO14001マネジメントシステム登録証」が授与されました。

佐喜真さんは「私たちは学生を主体とした環境マネジメントシステムの構築を目指しました。構築の鍵として「ISOの家」の役割は大きいものとなりました。しかし、学生が主体とは言え、教職員との相互の協力体制の基、活動を推進してきました。」とこれまでの活動を紹介・報告し、「PDCAサイクルの運用に携わることで、環境問題の理解を深めることができます。そして、活動の中で地域の方や、環境カウンセラーなど学外の方々と交流する機会が増えます。責任ある役割を担い、達成感や充実感を味わえます。大学生は社会に出る前の準備の期間としてとても貴重な時間です。いろんな経験を積むことができます。取得した後が大変だと思います。私たちの活動を引き継ぎ、更に外に出ていろんな活動を進めていって欲しい。」と後輩へメッセージを述べました。

当日の様子をNCC長崎文化放送が「Super J チャンネルながさき(3/22)」で放送。また、長崎新聞、西日本新聞が翌日の朝刊(3/23)で紹介してくれました。
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 「ISOの家」の活動は以下のURLからご覧ください。
http://nc.he.nias.ac.jp/he/iso306e5bb6/

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授与式・事業成果報告会

【式次第】

 □開会
 □最高管理責任者、学部長あいさつ
 □認証証書の授与式
 □財団法人日本品質保証機構(JQA)あいさつ
 □理事長あいさつ
 □学長あいさつ
 □事業成果報告
   ■学生管理責任者
   ■古紙回収システム代表
   ■教員管理責任者
 □閉会
 
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ISO14001とは
 国際標準化機構(ISO)が定めるISO14000s(シリーズ)『環境マネジメントシステム規格』です。ISO14000sのうち中核となる
ISO14001は、環境マネジメントシステム(EMS)をどのように構築すればよいかを定めた仕様書です。
 自ら環境方針および目的を定め、その実現のための計画(Plan)を立て、それを実施及び運用(Do)し、その結果を点検及び是正(Check)し、さらに次のステップを目指した見直し(Act)を行うというPDCAサイクルを確立します。それによって、環境マネジメント
システムを継続的に向上させ、環境に与える有害な負荷を減少させることをねらいとしています。

「ISOの家」を引っ張ってきた4年生

「ISOの家」を引っ張ってきた4年生

学生管理責任者・「ISOの家代表」佐喜真さん

学生管理責任者・「ISOの家代表」佐喜真さん

古紙回収システム代表の中村さん

古紙回収システム代表の中村さん

教員管理責任者の石橋先生

教員管理責任者の石橋先生

NCC長崎文化放送が取材にきました

NCC長崎文化放送が取材にきました