2018年9月26日に大分大学にて開催された「2018年度(第26回) 電子情報通信学会九州支部学生会講演会」において、工学部工学科電気電子工学コース4年の古賀泰之さんが"ディジタルヒステリシス電流制御電源の安定性評価"(共著:大学院工学研究科修士課程1年山嵜孝介さん、梶原一宏講師、松井信正教授、本学新技術創成研究所 黒川不二雄学術教授)と題する論文発表を行い、「講演奨励賞」に選出されました。
受賞対象となった論文では、これまでディジタル制御では実装が困難であったディジタルヒステリシス電流モード制御の電力変換器を実現しており、従来方式に比べて出力の安定性が大きく改善されます。この制御技術は、風力発電機などの電力変換器にも適用することができ、高い安定性が求められる再生可能エネルギーシステムにおいて重要な技術です。