2019年9月27日~28日に九州工業大学にて開催された「2019年度(第72回) 電子・情報関係学会九州支部連合大会」において、工学研究科修士課程電子情報学専攻2年の戸村日向さんが"微分制御を用いたMPPT制御の定常特性"(共著:梶原一宏講師、松井信正教授、黒川不二雄学術教授)と題する論文発表を行い、「連合大会講演奨励賞」に選出されました。
受賞対象となった論文では、太陽電池からエネルギーを効率よく取り出すために用いられる最大電力点追従制御(MPPT)を備えた電力変換器の定常特性を改善するためのものであり、エネルギー源の多様化が進む現代社会において、再生可能エネルギーシステムの安定性向上に寄与するものです。
本賞は、優秀な論文を発表した35歳以下の若手研究者に対し贈られるもので、本年度は7件(全体の発表件数は508件)が選ばれました。