目 的
大学との連携によって、より専門的な研究内容に触れ、探求心を養う。また、実験・演習をとおして物理学や工学への興味関心を高め、科学的なものの見方・考え方を養う。
期 日
- 令和2年12月8日(火)
生 徒
- 理数科1年生 16名
日 程
- 開講式 11:00~ (3号館4階 大会議室)
- 体験学習
①『船舶海洋試験水槽(雲の上水槽)で実験してみよう~燃料消費量少ない船どんな形がいいかな?~』
時間:11:25~12:25(60分)
場所:船舶海洋試験水槽
先生:船舶工学コース 石川 曉先生
昼休み 12:25~13:10
②『静かなエンジンと鐘(ベル)の音、どちらがうるさい?~ベルの振動・音を測ってみよう~』
時間:13:15~14:15(60分)
場所:1号館3階 131講義室
先生:機械工学コース 本田 巌先生 - 閉講式 14:20~ (3号館4階 大会議室)
体験学習の様子
船舶海洋試験水槽(雲の上水槽)で実験してみよう
《学生の感想》船舶海洋試験水槽での実験や船についての講話を聴きました。船はたくさんの種類があり、例えば、客船や輸入、輸出などいろいろな目的で使われています。海外での輸入輸出方法は100%船だと聞いて驚きました。日本だけでも40%は船でした。船の先端の形にもいろいろな種類があり、とても魅力的だと感じました。最後に船が動く時の波の形を調べる実験をしました。縦波と横波があり、縦波は八の字をしていました。速度を上げることで幅が変わっていてとてもおもしろかったです。実験をすることはとても楽しいなとあらためて感じることができました。
《学生の感想》大きく2つのことを学びました。一つは海についてです。日本は領土の約11倍の面積の海を持っており、世界で6番目の面積だとはあまり知らなかったので驚きました。日本の梅の深い場所ではレアアースのような貴重な資源があることが最近の研究で分かり、日本が資源国になる可能性があると知りました。もう一つは船についてです。日本は重量で見るとほぼ100%を船で輸出を行っているとのこと。そのため船の種類も多く、コンテナ船、原油タンカー、自動車専用船などさまざまな種類の船があると分かりました。また、船は転覆しないようにするためには高さ=幅ではダメで、高さと幅の比が1:1.22以上でないといけないということも分かりました。船の波についての実験では、船のスピードが変わると波の長さと高さは変わるが、角度は一定であると分かりました。
《学生の感想》海と船の関係性について教えてもらったり、実際に実験装置に乗ったりしました。船が転覆しないためにも大きさが決まっていたり、いろいろなことが計算されて船が作られていることを実感しました。
『静かなエンジンと鐘(ベル)の音、どちらがうるさい?
~ベルの振動・音を測ってみよう~』
《学生の感想》高校にはないような器具があり、高校ではできないような実験が体験できました。共鳴体積についての実験でビー玉を入れる前と後の共鳴体積が分かれば中に入っているビー玉の数が分かるというものでした。物理を選択しているので、大学でこのような実験ができることを楽しみにしています。
《学生の感想》体験学習を経て、高校との設備の差に驚きました。高校ではできないような実験も大学ではできて、その分、内容を深く理解できて、とても面白かったです。
《学生の感想》本田先生の講義を聴いて、高校では習わない専門的なことを知ることができたので良かったです。
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