長崎県立大村高等学校SSH
(スーパーサイエンスハイスクール)
学習の一環として長崎総合科学大学に来校
概要
5月21日に大村高校数理探求科2年生の皆さんが長崎総合科学大学に研修に来られました。今回はIoTについて学んでいただきました。IoTとは、Internet of Things、つまりモノのインターネットのことです。家電などすべてのモノがネットに繋がり、人々の暮らしを支える技術です。このIoTの基本的な仕組みを学ぶのが今回の目的です。
- 日 時:令和3年5月21日(金) 9:30~
- 生 徒:2年生 数理探求科 34名
- 場 所:長崎総合科学大学17号館 3階 端末室Ⅱ
- 講 師:新技術創成研究所 薄田篤生先生、工学部 七條大樹先生
講義 通信技術の歴史やIoTの仕組みに関する講義
講師は新技術創成研究所の薄田先生と、電気電子工学コースでIoTの研究をしている七條先生です。大学院で電子工学を学んでいる院生もサポートしてくださいました。午前は薄田先生が七條先生と対話形式でこれまでの通信技術の歴史、そしてIoTの仕組みに関しての講義をしてくださいました。
実習 ケーブルを基盤につなげて、Arduinoでプログラミング
午後はいよいよArduinoと呼ばれる小さなマイコンを使って、温度センサーのデータを読み取る実験にとりくみました。
マイコンとセンサーを繋ぐ回路を作成し、プログラムを自分で書いて、マイコンにダウンロードして、データを取得するところまで挑戦しました。
高校生の皆さんにとっては初めての経験だったようでしたが、講師の方々や院生と相談しながら楽しく学ぶ事ができたのではないでしょうか。
文部科学省が指定するスーパーサイエンスハイスクール(SSH)とは?
先進的な科学技術、理科・数学教育を通じて、生徒の科学的能力や科学的思考力等を培うことで、将来社会を牽引する科学技術人材を育成するための取組です。
長崎県の指定高校は?
長崎県立大村高等学校・長崎県立長崎南高等学校・
長崎県立長崎西高等学校です。
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