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イサハヤ電子株式会社と長崎総合科学大学が半導体人材育成に関する包括連携協定を締結(3月11日)

半導体人材育成に関する包括連携協定調印式

長崎総合科学大学(長崎県長崎市、学長:黒川不二雄)と、イサハヤ電子株式会社(本社:長崎県諫早市、代表取締役社長:瀬上昭夫)は、人材育成に関しての継続的かつ広範な相互協力関係を構築し、地域および半導体産業の発展に寄与することを目指し、包括連携協定を締結いたしました。本協定は長崎県の半導体産業の発展に貢献できる高度な技術者の育成を目的とし、特に、実践的な教育カリキュラムの構築や、最新技術を活用した教育の支援を通じて、次世代の半導体技術者の輩出を目指します。

  1. 日時:2025年3月11日(火)午前10時30分〜
  2. 会場:長崎総合科学大学3号館4階会議室
  3. 調印者
    • 長崎総合科学大学 黒川 不二雄 学長
    • イサハヤ電子株式会社 瀬上 昭夫 代表取締役社長

調印式


長崎総合科学大学 黒川不二雄学長挨拶

本日、長崎総合科学大学とイサハヤ電子株式会社との間で半導体人材育成のための包括連携協定を締結する運びになりましたことを大変喜ばしく思っております。本学を代表して心より感謝申し上げます。
現在、半導体産業はAIやIoT技術の進化に伴い、様々な分野の技術革新を支える重要な基盤として世界的に注目を集めています。我が国においても半導体の研究・開発・製造を担う高度な専門人材の確保が急務となっており、産学が連携し、実践的な教育を推進することの重要性は増々高くなっています。そのような中、本学は地域産業界と協力しながら社会のニーズに即した教育・研究活動を展開し、実践力のある技術者育成に努めてまいりました。更に研究分野においては、企業との共同研究を通じて多くの成果と社会実装にも貢献しております。今回の協定により本学の学生は最先端の技術を学ぶ機会を得るとともに実際の産業の現場での経験を積むことができるようになります。半導体関連の教育を更に充実させるためカリキュラムの共同開発や教育支援の強化を進め、より実践的な学びの場を提供することで高度な技術の習得につなげていきたいと考えております。また、イサハヤ電子株式会社の皆様に学生に貴重な実践の場を提供していただけると大変ありがたく思っております。企業の現場で学ぶということは、学生にと専門知識を深めるだけでなく、実社会で求められるスキルを身に着け、将来のキャリア形成で大いに役立つものと思っております。本学としてもこの協定を通じて、半導体分野の教育・研究をさらに強化し、地域社会の発展に貢献してまいりたいと考えております。
本協定よって築かれる交流と協力が双方にとって有意義なものであり、イサハヤ電子株式会社様の益々のご発展を祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。


イサハヤ電子株式会社と本学の教職員および学生との記念写真

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