NEWS

「心肺蘇生法」講習会を開催(7/13)

7月13日(金)、3号館学生コミュニティスペースにおいて「救急心肺蘇生法講習会」を開催。学生、教職員21名が参加して、AED(自動体外式除細動器)の使用方法や、心肺停止者の蘇生法について演習しました。
まず、ビデオによるAEDの使用方法について学び、工学部共通教育センターの岡 茂行先生(保健体育)が人形を使って心肺蘇生法の手順・方法の説明を行い、その後、実際に参加した学生、教職員が体験しました。

AEDとは、心臓の心室が小刻みに震え、全身に血液を送ることができなくなる心室細動等の致死性の不整脈の状態を、心臓に電気ショックを与えることにより、正常な状態に戻す器械です。
突然死の死因のほとんどは心臓疾患(心臓突然死)。その大部分は心室細動という病気らしいです。心室細動になると心臓がけいれんし、ポンプとしての役割が果たせず、助かるチャンスは1分経過するごとに約10%づつ失われ、10分後にはほとんどの人が死に到るそうです。この心室細動を正常な状態に戻す唯一の方法は除細動。そこで、早期の除細動ができるAEDの使用が必要となるわけです。 

使用方法を説明する岡先生

使用方法を説明する岡先生

AEDの使用方法を説明する吉田さん(手前)

AEDの使用方法を説明する吉田さん(手前)

心肺蘇生を体験する学生

心肺蘇生を体験する学生

心肺蘇生を体験する学生

心肺蘇生を体験する学生