テーマ:ペンギン水族館前のバス停
課題説明
2025年度の全国高校生設計アイデアコンテストのテーマは「水族館前のバス停」です。
長崎市の東部に位置する「長崎ペンギン水族館」は、世界でも珍しいペンギン専門の水族館として知られ、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。しかし、その玄関口となる「ペンギン水族館前」のバス停には屋根やベンチなどの休憩施設がなく、道路沿いに立てられた小さな標識のみで構成されており、快適とは言えない現状があります。
また、バスの本数が少ないため、利用者は長時間の待ち時間を強いられることもあります。そこで本コンテストでは、このような現状を踏まえ、利用者がバスを待つ時間を快適かつ印象的に過ごすことができるような、魅力的なバス停空間の提案を募集します。
バス停の空間は、一辺4mの立方体に収まる範囲で自由に設計して構いません。風景と調和しながら、観光地の玄関口としてふさわしいデザイン性や、暑さや雨をしのげる実用性、多言語対応や視覚的配慮など、外国人観光客を含む幅広い利用者への配慮を期待します。待ち時間を楽しく過ごせる、訪れる人の記憶に残るような提案をお待ちしています。