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林学長が大浦天主堂の設計図をパリで発見!

 本学の林一馬学長が現存するキリスト教会の建築物として日本最古の大浦天主堂(長崎市南山手町)の設計図をフランスのパリ外国宣教会で発見し、新聞等で話題となっている。
 林学長は、同宣教会の古文書局でファイルを調査中、宣教会から日本に派遣され、大浦天主堂を担当していたベルナール・プチジャン神父の手紙にまじって、二つ折りにした平面図と側面図を発見。1864年の建築当時のもので、今月29日、福岡市で開かれる日本建築学会で発表する。
 今年「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が、文化庁がユネスコに提出する世界遺産登録の暫定一覧表に入ることが決定されたが、国宝である大浦天主堂は重要な構成物件のひとつ。
 林学長は、県内に点在する教会群の価値に早くから注目し、「長崎の教会群を世界遺産にする会」の会長を務め、世界遺産登録に向けての活動も推進してきた。

○林一馬学長プロフィール
http://www.nias.jp/infomation/president/index.html

林一馬学長

林一馬学長