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ながさき出島インキュベータ<D-FLAG>オープニングセレモニー(10/29)

 独立行政法人中小企業基盤整備機構が長崎市に開設した新事業の創出、育成に向けた支援施設「ながさき出島インキュベータ<D-FLAG>」のオープニングセレモニーが10月29日(月)の午後、現地で行われた。
 この施設は、同機構が長崎3大学(長崎総合科学大学、長崎大学、長崎シーボルト大学)や長崎県、長崎市と連携し、「医工連携」をはじめとした幅広い業種を対象に、大学が持つシーズや研究成果と地域企業が持つ技術力を活用して新事業の創出・育成を図る施設で、産学連携の支援施設としては、福岡県及び熊本県に次ぎ、九州では3番目の開設となる。なお、3大学の連携型としては全国で初めて。
 施設は鉄骨4階建てで延べ床面積は約1600平方メートル。本学発のベンチャー企業を含め、26企業が入居予定で、すでに16社が入居を済まし稼働している。
 オープニングセレモニーでは、本学の林一馬学長も他の大学長や県知事、市長らとともにテープカットを行い、挨拶では「大学の中での産学連携は特定企業に限定され、お互いが別々に進めていたものが、これからはそれぞれのネットワークを広げる場所ができた」と話した。
 また、主催者挨拶や来賓挨拶では、これまでの長崎県内の産学(官)連携について、特に本学の山邊時雄新技術創成研究所長の功績や本学を含めた3大学の技術力の高さについて評価し、今後に向けてさらなる強い期待が込められたものであった。
 29日はオープニングセレモニーの後、バイオクラスター推進フォーラムin長崎、施設見学会、交流会などが開催された。

○ながさき出島インキュベータ<D-FLAG>
http://d-flag.smrj.go.jp/

■関連トピックス

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テープカットの様子(中央が林一馬学長)

テープカットの様子(中央が林一馬学長)

開設したながさき出島インキュベータ<D-FLAG>の外観

開設したながさき出島インキュベータ<D-FLAG>の外観

オープニングセレモニーで挨拶する林一馬学長

オープニングセレモニーで挨拶する林一馬学長

オープニングセレモニーにはたくさんの関係者が出席し、関心と期待の高さがうかがえた

オープニングセレモニーにはたくさんの関係者が出席し、関心と期待の高さがうかがえた