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船舶工学科の中尾准教授の基本設計した実験船が公開(3/21)

3月21日(金)、佐世保市のハウステンボスにおいて長崎県産炭地域活性化基金による開発事業で「化石燃料を使用しない電気推進旅客船の開発」と、財団法人長崎県産業振興財団平成19年度海洋技術開発研究委託事業で「環境にやさしい電動小型レジャーボート(電動ミニボート)の開発」による実験船の実証試験が始まり、報道関係者への公開が行われた。

これらの実験船は本学工学部船舶工学科の中尾浩一准教授が基本設計を行い、電気推進旅客船の実験船(ALKMAAR)はハウステンボス(株)、前畑造船(株)、長菱制御システム(株)、させぼパールシー(株)、安田産業汽船(株)、長崎県工業技術センター、長崎総合科学大学による「クリーンエナジーシップ実行化研究会」を発足して開発にあたり、また、電動ミニボートはハウステンボス(株)、(株)西日本流体技研、長崎総合科学大学による開発で、いずれも産学官が連携して開発を行っている。

実験船はハウステンボス内ホテルデンハーグ前の船着場で公開、実際に報道関係者を乗せて、エンジンの音の静かさ、二酸化炭素を排出しない従来船との違いなどを体感してもらった。

この様子はNIB、KTNが3月21日、NBCが3月28日にそれぞれ放送し、長崎新聞、西日本新聞、読売新聞、毎日新聞のホームページなどでも紹介された。

記者会見で説明する中尾准教授

記者会見で説明する中尾准教授

報道関係者を乗せる電気推進旅客船

報道関係者を乗せる電気推進旅客船

報道関係者が試運転:電動ミニボート

報道関係者が試運転:電動ミニボート

報道者に説明する中尾准教授

報道者に説明する中尾准教授