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博士学位論文公聴会が開催される(2/24)

2月24日(火)、グリーンヒルキャンパス17号館201講義室において、大学院工学研究科博士課程の博士学位論文公聴会が開催された。
学位申請者は中島清孝氏(新日本製鐵株式会社 勤務)。論文名は、「厚鋼板の微視組織制御による疲労き裂進展抑制に関する研究」で、研究の背景に溶接鋼構造物における疲労破壊の防止、長寿命化の要求が急激に高まっているが、一般に溶接継手の疲労寿命は平滑材に比べ著しく低下する上、鋼材組織や強度に依存しないことが知られている。しかし、鋼組織制御による継手寿命向上の実現への期待は大きい。
このため、ミクロ組織制御により疲労き裂進展が制御された鋼を開発し、その鋼を用いて継手寿命向上を研究された。




論文発表する中島氏

論文発表する中島氏

公聴会の様子

公聴会の様子