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本学卒業生が設計した客船が造船界最高の賞シップ・オブ・ザ・イヤー2008を受賞

 国内造船界で最高の栄誉とされる「シップ・オブ・ザ・イヤー2008」の受賞選考が日本船舶海洋工学会で行われ、本学卒業生の柿添光治氏(昭和54年、工学部船舶工学科卒業。有限会社アジア技術センター所属)が基本設計した小型客船「megumi」号が受賞した。
 「megumi」号は、琵琶湖を周遊するクルーズ船で、所有は琵琶湖汽船株式会社、建造は株式会社杢兵衛造船所、2008年12月竣工。主機関はバイオディーゼル燃料対応で、ソーラー発電、風力発電も導入、トリマラン型船体(三胴船)により高速化・効率化が達成され、低燃費化を実現した。さらに現在注目を浴びている環境配慮型のエコ客船でもある。
 柿添氏の今後ますますの活躍を期待したい。


○工学部船舶工学科
http://www.ship.nias.ac.jp/

琵琶湖に浮かぶ megumi号

琵琶湖に浮かぶ megumi号