「ECOセミナー」が開催される(9/3)

　環境問題を広く考えてもらおうと「ECOセミナー」が9月3日(木)、シーサイドキャンパスにおいて一般来場者・学生を含め約40名の参加で開催された。
　はじめに貴島勝郎学長が歓迎の挨拶を述べ、続いて竹中克月君（人間環境学科の学生環境活動グループ「ISOの家」代表、同学科3年）と、藤川卓爾工学部機械工学科教授（蝶々夫人の街・ながさき代表）が主催者挨拶を述べた。
　講演は「アマゾンに夢を託して」と題し、ブラジルのアマゾンで植林保護に取り組んでいる、長坂優氏を講師に招いた。
　長坂氏は、東京農業大学在学中にアマゾンに海外研修し、卒業後現地へ移住、入植し広大な原野を開拓した。日本語学校長などを歴任され、現在はアマゾニア森林保護植林協会会長を務められている。
　講演ではアマゾンの地球的役割（空気の1/3はアマゾンの森林から作られている、地球にある真水の20％はアマゾンが抱いている）や、開拓の孤独さ、先代日本人開拓者の知恵、マラリアとの闘い、奥様との出会い、非行少年を受け入れ開拓経験を通して更生させたこと、等ご自身の体験をもとにユーモアを交えながら、自然の恐ろしさ、空気・水の大切さ、人とのふれあいの素晴らしさを講演された。
　ECOイベントでは、自然エネルギーとして活用されている風力発電をテーマに、実用化されている風車の模型を紙で工作し、参加者で作成した。


「ECOセミナー」
主催：長崎総合科学大学「ISOの家」、蝶々夫人の街・ながさき

1.講演「アマゾンに夢を託して」
講師：長坂 優氏（アマゾニア森林保護植林協会会長）

2.ECOイベント「ミニ風車つくり」


○ISOの家
http://www.he.nias.ac.jp/iso14001/

○工学部 機械工学科
http://www.mech.nias.ac.jp/mechtop.htm

○熱工学研究室
http://www.mech.nias.ac.jp/blog_main/sb.cgi?eid=35