優秀賞「亀のアトリエ」
長崎県立長崎工業高等学校3年 川原大知さん 表彰
おめでとうございます!
左から池上学長、川原さん(受賞)、李准教授、梅野校長
優秀賞を受賞された川原大知さんへ(県立長崎工業高等学校3年)池上学長から表彰状と副賞(図書券)が、李准教授から花束が贈呈されました。川原大知さんから受賞した作品「亀のアトリエ」について説明があり、県立長崎工業高等学校の新聞部の生徒さんが表彰の様子を取材に訪れました。
◆長崎新聞
長崎新聞2020.11.18から
2020.10.15
テーマ 「テラスで楽しむ機能的な家具やオブジェ」
今年度の全国高校生設計アイデアコンテストは、日本全国から実に36という多数の応募があり、いずれも独創的で提案の質も高く素晴らしいものでした。そのため、賞の選定には大変苦労しました。この場を借りて、応募をしてくださった高校生諸君とご指導いただいた先生方に深く感謝の意を表したいとおもいます。
2020.10.15
長崎総合科学大学
工学部工学科建築学コース
橋本彼路子
結果発表
最優秀賞
「他病棟を繋ぐ!~Turtle Lounge~」
三重県立四日市工業高等学校1年 長谷川代羽さん
【総評】入院している患者間や、患者と医師との心の交流に着目した提案であり、特に大人の患者と難病などで入院している子どもや、多忙な医師と入院患者とのコミュニケーションを促すことで、不安になりがちな病院内の心理的なサポートをテーマに造形したことに高い評価を受けました。絵馬を亀の甲羅に差し込んでいくというアイデアは、コミュニケーションが可視化され成長していくユニークなものです。
優秀賞
「空を楽しむ」
静岡県立浜松工業高等学校1年 相澤亜美さん
【総評】積極的に空を楽しむための木製家具で、椅子をテーブルのように変化することができるように計画するなど、さまざまな使い方や詳細な寸法を検討した現実的な提案となっています。出題テーマである「テラスで楽しむ機能的な家具やオブジェ」という課題に対して、忠実に、かつ、真摯に取り組んだ姿勢も審査員より高い評価を受けました。
「亀のアトリエ」
長崎県立長崎工業高等学校3年 川原大知さん
【総評】ベランダで展開する作業場と付随する家具やポールであります。審査会ではこの作業場も家具の発展系として評価することとしました。通常は部屋の奥にあるクローゼットを明るいテラスと繋ぎ、ベランダを使って洋服を日光浴させることでリメイクするという面白いアイデアでありました。
入賞
「THIS IS MINE ONLY」 三重県立四日市工業高等学校2年 稲垣帆花さん
「RHINO BOX」 三重県立伊勢工業高等学校3年 南和さん
「founction~4つの機能を持つ家具~」
京都市立京都工学院高等学校3年 島原佳那さん
「benpact」 長崎県立佐世保工業高等学校1年 岡田大空さん
「Beauty, Arts and Sounds.」 静岡県立科学技術高等学校1年 小澤櫻子さん