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農作業の負担軽減を目指す「スマート農業」の実証実験◇包括連携協定(川棚町)

川棚町の山間部に位置する「日向の棚田」は、日本の棚田百選にも選ばれており、20軒以上の農家が米作りに励んでいます。しかし、過疎化が進行し、後継者不足が大きな課題となっています。2023年6月、本学と川棚町は「相互の資源を活用した連携を推進することで地域課題に迅速かつ適切に対応し、地域社会の発展や人材育成及び学術の振興に寄与することを目的」として連携協定を締結し、その一環として、埼玉県でコイル巻線機の製造においてトップシェアを誇る「NITTOKU」が、スマート農業技術を活用した籾まきの実証実験を行いました(2024年6月)。

長崎総合科学大学がNITTOKUと共同で田植え
NCC長崎文化放送

籾まきから4か月

10月に、地元の米農家および「NITTOKU」の社員と本学の学生15人が一緒に稲刈りを行い、約1時間半で70キログラムから80キログラムの稲を収穫しました。

藤原章准教授(総合情報学部総合情報学科マネジメント工学コース・オープンイノベーションセンター長)
「地元の方と、NITTOKUさんと我々学生と一緒になって汗をかいて、地域に貢献出来たなと感慨深いものがあります」

農作業の負担軽減へ スマート農業の米作り
NCC長崎文化放送

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