長崎県からカーボンニュートラルを実現・訓練体験を実施
長崎県に新たに洋上風力発電の人材育成センター(日本財団洋上風力人材育成センター)が誕生しました。長崎海洋産業クラスター形成推進協議会が運営するこのセンターは、国内最大規模を誇り、伊王島(長崎市伊王島2丁目2047-1)に位置しています。開所式は2024年11月7日に行われ、黒川不二雄学長と松岡和彦教授(工学部工学科船舶工学コース・NPO法人長崎海運人材育成協会理事長)が出席し、松岡和彦教授が開所のテープカットを行いました。
内覧・訓練デモンストレーション
本センターは、洋上風力作業に必要な高所作業訓練や落水時の安全行動に関する訓練が、日英両言語で実施され、これにより、洋上風力発電の現場での作業に不可欠な国際認証資格(GWO資格)を取得することが可能です。洋上風力発電は、将来のエネルギー戦略において重要な役割を担うと考えられており、このセンターは脱炭素社会の実現に向けた重要なステップとなります。