地震・火災を想定した防災訓練を実施
9月30日(火)、学生・教職員が迅速かつ的確に避難できる体制を整えることを目的に、防災・減災意識の向上を図るための防災訓練を実施しました。今回は、橘湾を震源とする地震が発生し、長崎市で震度5強を観測したという想定で行われ、キャンパス内でも強い揺れを感じた状況を再現しました。また、地震により本館厨房で火災が発生したとの設定で、通報・消火・避難・救出を組み合わせた総合的な訓練として実施しました。参加者からは、「日頃の行動を振り返る良い機会になった」「実際に体験することで避難経路の重要性を再認識した」といった声が聞かれ、防災意識を高める貴重な時間となりました。
実施要領
- 日時:令和7年9月30日(火)12:05~12:30
- 場所:グリーンヒルキャンパス
- 内容:地震・火災総合訓練
- 【訓練目標】
- 地震発生時における、身の安全、防災意識の向上
- 出火箇所へ駆けつけ、初期消火・延焼防止
- 避難経路の確認、安全な誘導
- 負傷者の救出・搬送
- 情報の収集・伝達・報告
訓練の様子
【総評】
本年度は、グリーンヒルキャンパス内の各建物を対象とした一斉防災訓練を実施しました。訓練には全1年生をはじめ、多くの学生が参加し、教職員と連携しながら、実際の災害発生を想定した行動確認を行いました。また、館内放送による情報伝達や避難誘導を含む自衛消防隊の訓練を実施し、緊急時における初動対応や役割分担について、より実践的な確認を行うことができました。学生・教職員双方が訓練に主体的に参加することで、キャンパス全体としての防災対応力の向上が図られました。
今後も本学では、継続的な訓練と検証を重ね、安全・安心なキャンパスづくりに努めてまいります。