長崎学生ビジネスプランコンテスト2024
9月21日(土)、長崎市立図書館の多目的ホールにて「長崎学生ビジネスプランコンテスト2024」が開催されました。このコンテストには、長崎県内の4つの大学、1つの高等専門学校、9つの高校から合計66チーム、142名が参加し、応募者には4回の教育プログラムが提供されました。予選を通過した66チームの中から、13チームが本選に進出し、本学からは「そらみみ」チームが出場しました。
このコンテストは、十八親和銀行とふくおかフィナンシャルグループが主催しており、長崎県の地域金融機関として、独自のビジネスプランを持つ学生を発掘し、事業化に向けた支援を大学・高専、自治体など地域と連携して行うことで、起業マインドを持つ人材を育成することを目指しています。
「そらみみ」チームは、長崎総合科学大学(1)、長崎大学(7)、活水女子大学(1)、長崎県立大学(1)、佐世保高専(2)、高校生アントレプレナーシップゼミ(1)の13チームの中で、安達賞と優秀賞(十八親和銀行賞)を受賞しました。
長崎学生ビジネスプランコンテスト2024
- 開催日:2024年9月21日(土曜日)
- 場所:長崎市立図書館 多目的ホール
- テーマ:型破りが世界を変える
- 主催:十八親和銀行、ふくおかフィナンシャルグループ
表彰
- グランプリ(表彰状・副賞30万円)
- 長崎大学 Infinite ThinKers 『放置竹林の循環的利用』
- 優秀賞(十八親和銀行賞)(表彰状・副賞10万円)
- 佐世保工業高等専門学校 チームキャパシタ 『世の中の物事に対して「多数派(少数派)」を判別するアプリ』
- 高校生アントレプレナーシップゼミ ASRL 『中学部活動指導代行!~夏休みの部活は我々にお任せ~』
- 長崎総合科学大学 そらみみ 『「会話の聞き取りにくさ」をARメガネで解決するサービス』
- 講評:当事者に関係する社会的な問題に取り組んでいる点が素晴らしかったです。
- 安達賞(Issin スマートバスマット、urbarista SYDNEY)
- 長崎総合科学大学 そらみみ 『「会話の聞き取りにくさ」をARメガネで解決するサービス』
- 講評:技術的にはまだ成熟していないものの、ARを利用して新たなビジネスチャンスに目を向けた点が素晴らしいと感じました。
- 長崎総合科学大学 そらみみ 『「会話の聞き取りにくさ」をARメガネで解決するサービス』
- 他(大阪鋼管賞、GEUDA・ウェブライフ賞、協和機電工業賞、KPG賞、杉永蒲鉾賞、長崎自動車賞、メモリード賞、長崎スタジアムシティ賞)
「そらみみ」チーム 優秀賞コメント!!
- 「そらみみ」チーム
- 総合情報学部総合情報学科マネジメント工学コース 3年 横尾 友里香
- 工学部工学科医療工学コース 2年 嶋山 明希
- 工学部工学科医療工学コース 2年 丸岡 香凛
- 工学部工学科医療工学コース 2年 山田 優衣
- 工学部工学科医療工学コース 2年 永石 桃子
チームコメント
この度は、栄誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。
私たちは、ARメガネにて会話の字幕を生成することで、聞こえに悩む方々のコミュニケーションをサポートするサービスを提案しました。近年、ヘッドフォン難聴やストレス性の難聴など年齢を問わず、聞こえの問題は拡大しています。チーム内には、難聴を伴わない聞こえの問題を抱えている当事者がいることで、当事者意識を持ってこの問題に向き合うことができました。
私たちのチームには、本大会へ初めて参加するメンバーも在籍しています。初心者のメンバーにとって質疑応答時の想定質問などを考えることは難しかったです。ビジネスという観点からの考え方など本大会を通した経験は、貴重なものとなりました。経験のあるメンバーでも、課題点解決などで悩むことがありましたが、大会を通じて知り合った方々が親身になってくださり、乗り越えることができました。今回のコンテストで得た経験をもとに、今後は学内外を問わず精力的に活動していきたいと思います。