目 的
県内の最先端技術や異文化理解研究の最前線の現場を訪問し、そこでの研究や開発に取り組む人々と接することで、視野を広げ、将来の進路選択の指針とさせるとともに、新たな自分を発見させる。
日程
- 令和4年7月14日(木) 10:00 ~ 15:00
- 佐世保北中学校 第3学年生徒39名
- 開講式 10:00~10:15
場所:3号館4階 大会議室
挨拶、大学紹介(DVD)等 - ロボットの体験学習 10:30~12:00
① 『ロボットで遊ぼう!』
知能情報コース 下島 真 先生(18号館2階 ETロボコン室)
② 『NiAS大学ロボコン!?』
知能情報コース 佐藤 雅紀 先生(格技場)
(NiAS夢工房の学生5名) - 昼食、休憩 12:00~13:00
- 地域課題探求学習プログラム 13:00~14:30
マネジメント工学コース 藤原 章 先生(3号館4階 大会議室)
(ゼミ学生メンター11名) - 閉講式 14:45~15:00
場所:3号館4階 大会議室
体験学習の様子
ロボットで遊ぼう!
ETロボコンのプログラミングと実走を体験
《学生の感想》
僕はプログラミングを勉強しているが、普段はロボットを動かすという体験はできないので、とても貴重だと思った。左右で曲げる角度を変えることを発見できた時は、うれしかった。あまり結果はよくなかったが、少しでもタイムが良くなって達成感があった。
プログラミングは、以前、やさしいものをしたことがあるが、今回のものの方が頭を使い、とても楽しかったです。ロボットの左右についているモーターやタイヤの回転数を考え、速いタイムで走らせようと調整していく作業は初めてで、「またしたい」と思いました。タイムが、21秒から17秒になり、プログラミングの楽しさを知ることができました。
初めて体験したことだったので、難しかったが、とても楽しかった。知らない仕組みや動きがあって、驚いたこともあった。ロボットを使ったレースをして、最初は何をしているのかが全く分からなかったが、教えてもらうごとに分かり、楽しかった。タイムを競ったが、他の班に負けて悔しかった。機会があれば、また、やってみたいと思った。
NiAS大学ロボコン!?
NHK学生ロボコンの操縦体験
《学生の感想》
ロボットに興味があったので、実際に自分で動かしてみると、とても面白くて、楽しかったです。また、ゲームのコントローラーでロボットを動かしていたので、すごいと思いました。ロボットを動かす土台には、いろいろな小さな機械が使われていたので、すごかったです。
ロボットは決して1回で成功するわけではなくて、何度も失敗を繰り返して、やっと作ることができるものだと思いました。実際に、ロボットに乗って動かしてみると、とてもワクワクして楽しかったです。
ロボットを初めて近くで見ることができました。今まで私は、ロボットを難しくて近寄りがたいものだと思っていたけれど、今回、ロボットに乗って動かしてみたり、質問したりすることもできて、面白いものだなあと思うことができました。とても楽しかったです。ありがとうございました。
地域課題探求学習プログラム
大学生と一緒に
地域課題探求カードゲームを使って地域課題を解決
《学生の感想》
今回の活動を通して、一見何の結びつきもなさそうな問題にも、じっくり考えると、意外な部分に共通点があることが分かった。ここから、分からないことを分からないとあきらめるのではなく、とりあえず考えてみることが、大切だと知った。その結果、分からなくても、それはそれで「分からなかった」という結果で成果だから。 また、プレゼンを通して、話はつながりを意識して、順序が前後しないようにすることが、分かりやすく話の内容を伝えるコツだと知った。
問題が難しくて、お助けカードも、直接的に解決できるようなものではありませんでした。その中で、グループで話すことを通して、様々な意見を交わすことができました。一つの意見が出ると、次々に出てきて、活発になっていきました。
今回の活動を通して、最初に思ったことは、地域の課題など、今まで考えたことが無いということです。その理由として、自分たちだけで、できることが無いと思っていたからだと思います。しかし、今回の体験を通して、課題を見つけることができ、自分たちにできることも考えることができました。
メディア
長崎新聞 2022.7.17から