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体験学習(NiASセミナー)長崎北陽台高等学校の皆さんが来校(12月27日)

体験学習(NiASセミナー)長崎北陽台高等学校

目的

文理探究科で理数コースを志望する生徒を対象に、工学系の実験や実習を体験する機会を設け、興味関心を高める。

体験学習要項

  • 日時
    • 令和5年12月27日(水) 9:30 ~ 13:00
  • 参加者
    • 文理探究科生徒59名
  • スケジュール
    1. 開講式  9:30~9:50
      • 挨拶、大学紹介、DVD 等
        場所:3号館4階 大会議室
         
    2. 学習  10:00~11:30
      • 『振動や音って見えるの?~音速を測ってみよう/音で測ってみよう~』
        担当:本田 巌 先生(機械工学コース)
        場所:1号館3階 131講義室
         
      • 『プログラム言語MATLABを使った振動と音の世界』
        担当:黒田 勝彦 先生(機械工学コース)
        場所:17号館3階 端末室Ⅰ
         
      • 『ドローンの操縦体験(法律・飛行許可承認申請)』
        担当:松井 信正 先生(電気電子工学コース)
        場所:19号館 2階電気工学実験室
         
      • 『植物油からバイオマス燃料(BDF)を作ってみる』
        担当:中道 隆広 先生(生命環境工学コース)
        場所:18号館 生命環境実験室
         
    3. 閉講式  11:45~12:00
      • 場所:3号館4階 大会議室

体験学習の様子

振動や音って見えるの?
~音速を測ってみよう/音で測ってみよう~

学生の感想

今回の講義で、身の回りの音について興味が湧きました。最初に教えてもらった可覚限界を私も体験してみたいです。また、カルマン渦についても面白かったです。天気予報で調べてみようと思いました。そして、先生の研究内容である風車も大変興味深かったです。音を小さくするだけでなく羽根の傷を感知できるようにするという発想が素敵で、研究者になるならこんな人になりたいなと思いました。本日はありがとうございました。


身の周りにある音についてよく知れました。音を目に見える形で観測する技術をいくつか実験したり音で物の形を観測しました。音の共鳴が何を原因に変化させられるのか、共鳴が原因に何が起こるのかよく分かりました。また、実際に音が何に活用されているのかをいくつか知ることができました。音の研究を今後することになるので、良い学びになりました。ありがとうございました。


音を測るには、マイクロホン・アレイやkundth管、音響インシティなどさまざまな方法があることが分かった。Helmholtz共鳴器では体積の変化によって共鳴周波数が変わるというのが一番興味深かった。また、特定のターゲットにだけ音を伝える装置も面白かった。身の回りの音に興味を持ち生活していきたいと思う。

プログラム言語MATLABを使った振動と音の世界

学生の感想

今回のプログラムの体験をしてみてプログラムから組み立てるのは非常に難しかったです。私たちが20分で仕上げられるプログラムをAIは3秒で組み立てることができると知り、技術の進歩を改めて知ることができました。また、講演の中では、身近にある音についてバイオリンや地震などの例を用いて説明されていてとても勉強になりました。新しい音の発見や可能性を知りたいと感じました。本日は本当にありがとうございました。


何かを動かすにはプログラミングが必要だということを知りました。プログラミングを使う際には、プログラミング言語を用いる必要があり、プログラミング言語はたくさん種類があるのだと学びました。また、生活の中の振動を物理的に見ることができて楽しかったです。私たちの生活をよりよくするためにもプログラミングは使われているのだと分かりました。プログラミングを通して貴重な体験ができました。ありがとうございました。


MATLABを使ったプログラミングをしたのは初めてでした。あの量の文字を本当に打ち込んでいるということに驚いたし、その文字が一文字でも違えば完成できなくなるということにも驚きました。なかなかできないことだったので、非常に貴重な経験であり、もっとプログラミングの技術を上達させたいと思うきっかけにもなりました。本当にありがとうございました。

ドローンの操縦体験(法律・飛行許可承認申請)

学生の感想

今回は操縦体験及びドローンに関する様々な知識を教えて頂きました。ドローンを飛ばすにも、場所、人、高さ、おそらく日時が関係しており、研究のためであっても多くの許可が必要なことが分かりました。また、操縦では思ったようにいかず苦戦してしまいました。ですが、全力で楽しむことができました。教授、先生、OBの方、皆さんの支えにより楽しかったです。ありがとうございました。


小型のドローンの操縦も難しかったのに、体験で使ったものより大きくて複雑なものも 100km/h以上の速度で扱えるのが本当にすごいと思いました。また、ドローンに関する厳しい規則や国家資格についてもたくさん学べました。最後の職や大学、学歴に関する話は本当に奥が深く、実力主義の時代を生き残るためにも専門性のあるスキルを磨こうと思いました。


ドローン操縦には、操縦者登録や、発行申請、飛ばす機体(ドローン)の整備、飛ばす範囲や時間などたくさんの条件があり、国や地域がそれだけ慎重に安全にドローンの実用化をはかっていることが分かりました。安全面を考えると人の生活の中にドローンを使用することは難しいけど、きちんと決まりを作って上手に使用することができれば、ドローンにしかできないことを人々の生活に役立てることができると思いました。

植物油からバイオマス燃料(BDF)を作ってみる

学生の感想

私は生物系の体験授業にもっとも興味があり、今回この体験に参加することができてとても嬉しかったです。今、注目されている再生可能エネルギーの燃料を自分たちで作るという作業は、非常に興味深いもので、時間があっという間でした。水と油を混ぜた時を想像してその様子と比較して考えることで反応の変化をよく見てとることができました。教授の話もとてもおもしろく体験授業全体を通して本当によい学びをすることができました。本当にありがとうございました。


日本の現状が思ったより難しいことと、バイオ燃料を作るのは少し大変ということが分かりました。でも今日の実験で絶望的ではないなと思ったので、このバイオマス燃料を日本だけでなく他の国にも普及させることができたら、また新たなクリーンエネルギーとして世界を救うことができるなあと思ってとてもワクワクしました。


すごくバイオエタノールの作り方を知りたかったので、知ることができ、作ることもできて本当に楽しかったです。バイオエタノールとしてBDF燃料が航空機のも使われていることにも驚きを感じました。スライドもすごく分かりやすく実験も簡単でバイオマス燃料に ついてしっかりと理解できました。追加で行ったアルコールの実験もすごく楽しく、まったく暇になりませんでした。もっとたくさんの実験を経験したいと思いました。

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